2005.3.26に、なんとなく安かったのでPioneer DVR-K15(エスティトレードDVR-K15/SP)を買った。
当初は、何とか繋ぎかえて認識できないだろうか、とあまり深刻に考えずについつい買ってしまう。
やはり±R DLに対応(予定)、というところに惹かれてしまった。
帰って早速調べてみると、幸いベゼルはそのまま使えそうなので、あとは交換するだけ!!と浮かれてしまったが、
実際には単純に交換するだけではうまく行かなかった。
説明書によると、DVR-K15はケーブルセレクトとなっているようだ。一方、Dynabook T5/X16PMEでは コンボドライブはセカンダリのマスターとして認識されている。うまく行けばケーブルセレクトのままで きちんとマスターとして認識してくれないかと思ったが、無理な様子。症状としては、起動時にIDEのエラーメッセージが出る。 このままでもWindowsからは使えるのかもしれないが、ちょっと怖くて確認していない。
いくつかのサイトによると、インタフェイスコネクタの47pinをGNDに落とすかどうかで切り替えられるドライブもある、 ということだったが、正直に言うとあまり細工をする自信もないし、パイオニアのドライブでの実行例も載っていなかったので、 一旦先送りに。
しばらくして、とある方からヒントを戴いたのを機に、換装を試みる。
ここによると、大抵はやはり
続いて、換装。その前に、ドライブに細工をしないといけない。
上述のサイトなどにあるように、コネクタの47pin-48pinの導通を確認。すると、導通はなかった。
そこで、マスターとして認識するように、47pin-48pinをショートさせる。しかし、実際には難しいので、47pin-45pinのショートに
変更。45も48もGNDらしい(本当か確認するのは忘れた)。
ドライブをコネクタ側から見て、コネクタが右端に見える状態で、右上が1pin、右下が2pin、というように左へ順に上下に並んでいる。
つまり、左上から2つ目と3つ目をショートすることに。
コネクタ内に何らかの細工をした人もいるようだが、難しそうなので、コネクタの本体(ドライブ)側で細工をする。
ドライブ本体のふたのネジ3つを外し、更に強制イジェクトさせると、コネクタの後ろが見える。
上はその図。ここで、コネクタ上側の端子は図のように本体側に出ているので、
その部分の該当する2本を繋ぐようにアルミホイルで押さえ、上から粘着テープで固定している(赤い部分)。
テスターでコネクタ側から確認する限り、結構しっかりと抑えておかないといけないらしい。
その後、ふたを元に戻す。
続いて、固定金具をつける。元のドライブには、分解過程で外したネジを固定していた金具が2つ付いている。
上の図は、左が取り外したドライブ、右が新しいドライブで、
既に金具を取り付けてある。リアパネルの金具は図で見えているとおり。もう1つは、リアパネルから見て左の欠けた部分に付いている。
金具を取り付けたら、後は分解時と逆順に組み立てる。注意点として、キーボードを固定するネジのうち、中央のものは、
まず小さい金具でキーボードを抑えてから固定する、ということくらい。
また、ドライブに付けた金具の位置がおかしいと、上側のネジがきちんとかからないので、注意。
電源を入れると、きちんと認識された。起動時のエラーもなく、WindowsXPからもきちんとドライバを読み込んで認識されている模様。
以上、2005.4.12記載。
あ、なぜかCD-ROM/FDDのアクセスランプが付きっぱなし...うまくいってないのか?[2005.4.13]
やっぱり失敗だった模様。昨日は起動画面を見ていなかったので気づかなかったが、最初と同じエラーがでている。
再度分解してみると、アルミホイルで導通をとったはずなのに、導通がなくなっている。ガムテープだけでは
きちんと押さえつけられていないらしい。
仕方がないので、きちんと半田付けした。といっても実はあまりきちんとした「半田付け」ではなく、とりあえず
半田で繋がっている、程度。ごく狭い間隔なので、導線は使わずに半田だけで繋いだ。
再起動後はさすがに問題ない。昨日のアクセスランプの問題も、きちんと解消している。[2005.4.14]
PC本体を裏返して、図の部分のふたを開ける。
図では右側にふたを止めていたネジの穴が見え、コネクタは左側に見えている。
そこで、コネクタ側の隙間から、ドライブ全体を右にスライドさせると、コネクタが外れて取り外すことができる。
ただし、ドライブはケースに入っているので、ケースから外して交換してまた戻せばよい
交換したのは1年ちょっと前だが、その時は写真を撮ってなかったので、この機会に撮ってみた。