理学電機製IP(イメージングプレート)用プログラム


Unix版(非Windows版)関係

Subtract 改良版

Windows版と同じです。
 但し、配布物中の utility.tcl.diff は、下記の「FreeBSDへの移植」での utility.tcl.diff に 含まれていますので、それを使うなら不要です。
 また、ipsubrax.exe は当然要りません。ソースファイル中の ipsub.c を -DRAXMODE つきで コンパイルし、ipsubrax として$RAXISHOME/bin に置けば、あとはWindows版と同じです。 きっと使えるでしょう。(FreeBSD 3.4-RELEASEで確認)
なお、このソースファイルは、別項データ変換用の ipsub と 同じもので、プログラム名を変え、起動時に専用のオプションを指定しているだけです。 よって、コンパイル方法はコンパイルの項をみて下さい。
 また、このパッチは、まったく無保証です。特に、理学電機は一切関知していません。 各自の責任に於いて使ってください。

displayで引数のファイルを開く

Windows版のIcon関連に含まれます。
raxicon.zip中の display.tcl.diff を $RAXISHOME/bin/tcltk.src/display/display.tcl に当てれば、
raxwish $RAXISHOME/bin/tcltk.src/display/display.tcl filename
として、直接ファイルを開きます。
あまり意味はないですね、きっと。
 上と同じく、このパッチは、まったく無保証です。特に、理学電機は一切関知していません。 各自の責任に於いて使ってください。

ファイルヘッダの編集

R-AXIS付属の「Header Edit」を直接呼び出すパッチです。
raxedit.zip中の hedaedit.tcl.diff を $RAXISHOME/bin/tcltk.src/utility/headedit.tcl に当てて、同じくそこに含まれる headedit.shを用いれば、R-AXISの「Header Edit」が起動します。
R-AXISが導入されており、また環境変数$RAXISHOMEが正しく設定されていることが前提です。
引数を指定すると、そのファイルを開きます。

ただし、ファイルヘッダの編集は非常に危険な行為です。よく理解しないままで 編集すると、2度とそのデータを見ることができなくなる可能性もありますので、 十分に気をつけてください。

 上と同じく、このパッチは、まったく無保証です。特に、理学電機は一切関知していません。 各自の責任に於いて使ってください。

FreeBSDへの移植,及びプリンタ選択ダイアログの作成

 リガク電機製 R-AXIS for Windows の displayプログラムを FreeBSD で使うための 修正です。
raxdisp-unix.tar.gz のdownload

raxdisp-unix.tar.gz を解凍すると、6つのファイルができます。

psprint.tcl.diff ... bin/tcltk.src/display/psprint.tcl の差分ファイル
utility.tcl.diff ... bin/tcltk.src/display/utility.tcl の差分ファイル
file.tcl.diff ... bin/tcltk.src/display/file.tcl の差分ファイル
raxprint.tcl.diff ... bin/tcltk.src/raxprint.tcl の差分ファイル
raxutil.tcl.diff ... bin/tcltk.src/raxutil.tcl の差分ファイル
readme.txt ... 説明

 $RAXISHOME/bin/tcltk.src/ に移動し、各diffファイルを使ってpatchを 当ててください。これらのファイルはWindowsでの動作には影響を及ぼしません。
 きっとパッチ当てに失敗する事が多いでしょうが、その場合でも 適当に差分ファイルから変更点を類推できると思います。
これらのパッチを当てることで
等に変更されます。

注意:
 上と同じく、このパッチは、まったく無保証です。特に、理学電機は一切関知していません。 各自の責任に於いて使ってください。

おまけ

 HP-UX 版に含まれていたソースコードから、display 関係だけでもと思って コンパイルを試みました。
が、結果は ... 見事に使い物になりませんでした。
 コンパイルのためにあちこちとソース自体も書き換えましたが、私の手には負えません。 コンパイル自体はできますし、画像データの表示なども、一応はできます。 でも、色がおかしく、幾つかの機能も使えないなど、実用的ではないです。
 そもそも、メニュー自体の内容が異なるところを見ると、コンパイル済みのバイナリの ソースコードがそのまま付属しているわけではないようです。
 IPの読み取りは本体が使えないと意味がないので他の環境で実行しようとは思いませんが、 読み取ったあとのデータの処理をゆっくり行うには、読取機と同じコンピュータ上ではできないですね。 特にユーザが多くなると、どうしても自分だけの処理環境が欲しくなります。
 ということで、display だけを移植しようといろいろと試みたわけです。
なお、当研究室のHP-UX は非常に遅い(しメモリも少ない)、というのも、 移植を試みた理由です。
 なお、HP-UX版のdisplayソフトをX経由で他のコンピュータから使おうとすると、 HP-UX本体で使っている人のdisplayソフトが必ず落ちます ^^;

もし、HP-UX版をもう売る気がないのなら、 ソースコードを公開してくれるとうれしいのですが... >> リガク電機様


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