理学電機製IP(イメージングプレート)用プログラム


Windows版関係

 ここでの「.imgファイル」とは、通常のグラフィックソフトで扱える.imgファイル(GEM Image)の ことではありません。あまり一般でない画像ファイルやバイナリファイル(特殊な圧縮ファイルや フロッピーディスク/CD-ROMなどのディスクイメージファイル)には、"img"という拡張子を持たせる 事が良くありますので、ご注意ください。GEM Imageなら、IrfanViewなどで見ることができます。
また、浜松ホトニクスのHiPicの画像も同じ拡張子であるなど、あまり汎用でない画像にはよく.imgという 拡張子が利用されますので、個別に判断が必要です。
HiPicの場合のファイルの見方は、こちらのページをご覧ください。

おまけ:UNIXでのfileコマンド用のmagicファイルで、これを追加(指定)すれば、 R-AXIS/HiPic/GEM Image/ISOの判定ができます(もともとISOイメージは判定されるはず)。 ついでにあまり意味のないmime用ファイル(同じディレクトリに置くだけ)。

最近のR-AXISで取ったデータには、拡張子が「.img」以外にも、「.stl」などのものがあるそうです。 少なくとも、.stlについては、.imgと大きくは変わらないようなので、このページで.imgとなっている話は、 ほぼそのまま.stlのファイルにも当てはまります。下記のアイコンは用意していませんので、勝手に書き換えるなどしてください。

Subtract 改良版

(少なくとも v1.17 の) Display - Utility - Subtract では、原点をずらして 2つのファイルの差分をとることは出来ませんでした(今は出来るようになっているのでしょうか?)。 そこで、原点をずらして引き算を行うプログラムを作ってみました。
ipsubrax.zip のdownload

ipsubrax.zipを解凍すると、3つのファイルができます。

ipsubrax.exe ........ プログラム本体
utility.tcl.diff .... $RAXISHOME/bin/tcltk.src/display/utility.tcl の差分ファイル
dsputil.html.diff ... $RAXISHOME/help/dsputil.html の差分ファイル

上の ipsubrax.exe を $RAXISHOME/bin におき、残りの2つの差分ファイルを それぞれのディレクトリに移動してパッチを当てると、完成です。 Display - Utility に subtract_turu というメニューができます。 使い方は Help をみてください(全インストール後)。
ipsubrax.exe は、Windows98上でLCCでコンパイルしました。
Windows用の patch.exe は、Vector等にあります。

また、このパッチは、まったく無保証です。特に、理学電機は一切関知していません。 各自の責任に於いて使ってください。
source file
Linux等の非Windows版の場合(そんなのあるのか?)、上記source fileの中の ipsub.c を 変数"RAXMODE" を定義してコンパイルし、 ipsubrax として$RAXISHOME/bin に置けば、あとは同じです。きっと使えるでしょう。 (FreeBSD 3.4-RELEASEで確認)
なお、このソースファイルは、別項データ変換用の ipsub と 同じもので、専用の変数定義を行い、プログラム名を変え、起動時に専用のオプションを 指定しているだけです。 よって、コンパイル方法はコンパイルの項をみて下さい。

Icon for .imgファイル

注意:これだけを持って行っても、.imgファイルを見られるようになるわけでは 決してありません。あくまでも、.imgファイルを適切に扱うアプリケーションがないと不可能です。
ここでは、R-AXISという商用アプリケーションで扱う.imgファイルだけを対象としています。

勝手に作ってみました。ぜんぜんセンスがありません。
raxicon.zip のdownload

raxicon.zipを解凍すると、5つのファイルができます。

imgfile.ico ........ 品のない Icon
Raxtype.reg ........ .imgファイルのファイルタイプ用レジストリ書換ファイル
Img.reg ............ .imgファイルのアイコン及びファイルタイプ指定用レジストリ書換ファイル
display.tcl.diff ... $RAXISHOME/bin/tcltk.src/display/display.tcl の差分ファイル
readme.txt ......... 説明

imgfile.ico を $RAXISHOME/bin におき、Raxtype.reg 及び Img.reg をダブルクリックして レジストリを書き換えると、.img ファイルのアイコンが変わります。ただし、*.reg ファイルには $RAXISHOME が C:\raxwish だ仮定してありますので、それ以外の場合は *.reg ファイル自体の書換が必要です。
また、レジストリを書き換える際には、バックアップを取ってからにしてください。
もしも *.img ファイルが既にほかのアプリケーションに関連付けられている場合、その設定は 消去されますので、注意してください。
その後、$RAXISHOME/bin/tcltk.src/display に display.tcl.diff の差分ファイルを置いて パッチを当てると、エクスプローラなどから *.img ファイルをダブルクリックした際に、 display ソフトが起動してファイルが開くようになります。
上と同じく、このパッチは、まったく無保証です。特に、理学電機は一切関知していません。 各自の責任に於いて使ってください。

.imgファイルのファイルヘッダの編集

R-AXIS付属の「Header Edit」を直接呼び出すパッチです。
raxedit.zip のdownload

raxedit.zipを解凍すると、4つのファイルができます。

Raxhe.reg ........... .imgファイルのファイルヘッダ編集用レジストリ書換ファイル
headedit.tcl.diff ... $RAXISHOME/bin/tcltk.src/utility/headedit.tcl の差分ファイル
headedit.sh ......... UNIX環境でHeaderEditを呼び出すシェルスクリプト
readme.txt .......... 説明

注意:
これは既に「.imgファイルのアイコン」が導入されていることが前提です。 特に、R-AXIS自体を導入していない環境ではなにが起こるか分かりませんので、 決して用いないでください。

Windows:
Raxhe.reg をダブルクリックして レジストリを書き換えると、.img ファイルの 右クリックメニューから「HeaderEdit」が選択できるようになります。
ただし、*.reg ファイルには $RAXISHOME がC:\raxwish だ仮定してありますので、 それ以外の場合は *.reg ファイル自体の書換が必要です。
また、レジストリを書き換える際には、バックアップを取ってからにしてください。
もしも *.img ファイルが既にほかのアプリケーションに関連付けられている場合、 その設定に影響を及ぼす恐れがありますので、気をつけてください。
その後、$RAXISHOME/bin/tcltk.src/utility に headedit.tcl.diff の差 分ファイルを置いてパッチを当てると、エクスプローラなどから *.img ファイルを 右クリックした際に、 HeaderEdit プログラムが起動してファイルヘッダを 編集できるようになります。

ただし、ファイルヘッダの編集は非常に危険な行為です。よく理解しないままで 編集すると、2度とそのデータを見ることができなくなる可能性もありますので、 十分に気をつけてください。

UNIX環境では、headedit.sh を用いることで、「HeaderEdit」を起動します。 Windowsと同じく、R-AXISが導入されており、また環境変数$RAXISHOMEが正しく 設定されていることが前提です。
引数を指定すると、そのファイルを開きます。

上と同じく、このパッチは、まったく無保証です。特に、理学電機は一切関知していません。 各自の責任に於いて使ってください。


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