Rast-searchプラグインを導入した際に、Software Design誌を参考にしたはずだったが、その際に最新のプラグインを取得すために使ったcvsサーバが使えない(ということに随分と前に気づいた)。
どうも、サーバ名(というか、アクセス方法?)が変わったらしい。従来は、
cvs -d:pserver:anonymous@cvs.sf.net:/cvsroot/tdiary co contribのようにしていたが、現在は
cvs -d:pserver:anonymous@tdiary.cvs.sf.net:/cvsroot/tdiary co contribとしなければいけないらしい。
で、実際には、何も変わっていない...もう開発が止まっているのか?
WindowsXP SP2上のftpサーバ(War-ftpd)にアクセスする際、passiveモードだと、データコネクションが張れないらしい。原因は、サーバ(WinXP)からクライアントへコネクションを張る際、WinXPのポートをファイアウォールで空けていないためらしい。このポート番号は不定なのでファイアウォールの設定で空けるわけにはいかず、かといってWar-ftpdに自力でその操作をする機能は無いらしい。
随分と前からそうであることは知っていたが、今まではアクセスするたびにクライアントからpassiveモードに切り替えていた。しかし、よく忘れるし、データのやり取りを頻繁にするようになると毎回その設定を行うのがうっとうしくなる。そこで、FreeBSDからアクセスするときのため、.netrcファイルに設定を書き込むことにした。
machine target-hostnameのようにしておけばいいらしい。
macdef init
passive
default
このあたりの指定方法は、man pageを見ても分かりづらかった。
ただ、本来はWar-ftpdがファイアウォールを制御できるようになるべきである。なぜできないのか(というよりも、なぜ自分からのコネクションがブロックされるのか)、不思議である。もしかすると、ftpではpassiveモードの時にはサーバからポート名を伝えるだけで、そこへのコネクションはクライアントから張るものなのか。
Athlon64 X2上で計算させながら、topでCPUがどう使われるかを眺めてみた。その際、ふと下方を見ると、なぜか自分の権限でmplayerが動いている。少なくともログイン中のセッションで使っていないし、最近使った記憶も無いのだが...おそらくはFirefoxのプラグインで使われたのだろう。それが残っているとは...
以前にも書いた気がするが、主に使っているメールアドレスへの配送が異常なくらい遅い。特に、ひどいときには、暫く配送が止まったあとでまとめて配送される。
今日も、事務からの連絡が遅れていた。それを知らずに別の用件で事務室に行ったので、意地の悪いおじさんになってしまった...それに、仕事先からのメールも随分と遅いと思ったら、やはり止まっていた。
こんな状況では、仕事に差し障るし、遅れる以外にメールに消失もあるんじゃないかと勘ぐってしまう。何とかしてほしい。
いまさら、ですが、ふと気になったので...
MS Officeをインストールした際、スタートメニューなどに登録されるOfficeソフトのショートカットは、プロパティを見ても、どのファイルへのショートカットかが見えない。というより、ファイル名の部分がグレーになっている。
何らかの特殊なショートカットなのだろうと思うのだが、このあたりの仕様が公開されているのだろうか、とふときになる。他のユーザやベンダが同じものを作れないとしたら問題だと思うが、どうなのだろう?
なお、このせいで、一般のランチャーソフトなどにスタートメニューのショートカットをドラッグして登録すると、Office関連のものだけは、ファイルの実体ではなくショートカットが登録されることになる。
従来、Windows上と同じ感覚で、ついファイルの作成時刻を調べようとして、FreeBSD上ではそんなものは無いということが何度かあった。正確には、無いのかどうかは知らないが、ユーザから簡単に読めるものではなかったらしい。
ところが、FreeBSD 6.2-RELEASEからは、ls(1)に"-U"オプションが追加され、これでファイルの作成時刻が表示されるようになった。
しかし、これをどこかに記録していないと読めるはずが無い。sys/stat.hを見ると、UFS2のサポートの採用時に追加されたらしい。日付は2002.7.22で、5.0-RELEASEの前、ということになりそう。つまり、それから今日まで、なぜかその情報の表示がサポートされてなかったわけである。もしかするとls(1)以外では可能だったのかもしれないし、自力で読み出すツールも作れたのだろうけど、ちょっとびっくり。
Gigabyte GA-K8U-939で、何とかしてCPU温度などを測りたい。Windows用にはドライバとユーティリティが存在するので、FreeBSDでも測れないはずはないのだが、生憎その方法は公開されていない。WindowsならSpeedFanでも測れるが、作者はメーカーとNDAに合意する必要があったらしい、という話は前にも書いた気がする。
Linuxでは、lm-sensors-2.10.2のリリースから、ULi M1563がサポート対象になったらしい。ソースコードを見ると、M1563用はM1535用とは幾分異なった手順で値を読み出している。M1535用はFreeBSDでもxmbmonで使えるので、lm-sensorsでのそれぞれのコードの違いを理解してxmbmonを改造すれば、うまくいくのではないか、と思った。確かに、M1535用のlm-sensorsのコードとxmbmonのコードは、同じようなことをしている。
しかし、若干の違いもあるし、そもそもLinuxに固有な関数を使っている部分などは理解のしようがない。結構いろんな手を尽くしたつもりだが、結局はどうにもできなかった。自分ではきちんと読み出せているつもりなのだが、正常な値は得られない。
そもそも、FreeBSDではalpmドライバで対応して欲しいところであるが、これもM1535にしか対応していない。M7101 Power Managemnt Unitを使っているという点では同じなのだが、なぜかSMBusへのアクセス方法が違うらしい。これさえ対応してもらえれば、SMBusを通して扱うことで、苦労はなくなるのだが。
昨年あたりから、メディアで時々見かける新商売として、「似顔絵作成」というものがある。1週間くらいで作成します、とのことのようだが、そこに出ている見本は、どれもMicrosoft Office 2003などに付属の似顔絵作成機能で作成したものに感じが似ている。まさか、そのソフトで作ったものをそのまま送り返しているわけではないと思うのだが...それとも、似顔絵を描くと、どれもそんな感じになるのか?絵心の無い私には全く分からない。
ちょうど一年ほど前にOffice2003をインストールしたばかりなので、この種のサービスについてメディアで取り上げられたときの見本を見て、その類似性に驚いたのだった。結構な値段のサービスなので、きちんとした人が書くのかとも思うのだが。最近も同種の商売が何らかのメディアで注目されていたが、本当のところはどうなのだろう?
薄いココアほど不味いものはない。
net/wiresharkのビルドに失敗する。しかも、i386では問題なく、amd64上でだけである。
epan/.libs/libwireshark.so: undefined reference to `.LC774'のようなメッセージがいくつか表示される。
ところが、この".LC774"などをソースコードで探しても、見つからない...これの正体は何なのだ?
なお、既にprされていた。see PR ports/108776.
ビルド時に、「コンパイラのバグが顕在化してしまうことがあるので、CPUTYPEやCFLAGSをこうしないさい」というようなメッセージが出る。実際、i386上でのビルドが失敗した(amd64ではそもそもビルド対象外)。
しかし、そのメッセージに従うと、FreeBSD 6-STABLE上では、CFLAGSに-O2を指定しないといけないらしい(-fno-strict-aliasingは-O2でないと意味がない)。ところが、"-O2"で問題が起こることは以前に書いたとおり。本来は"-O2"でもきちんとOSに問題が生じないことが保証されているはずなのだが、実際にはそうでないことがある。一方で問題が起こる部分がFreeBSD自身のコードでないので、問題であるという認識も低く、修正への意欲も持ってもらえないらしい。もちろん、amd64でのみ顕在化した問題なので、lang/monoには影響ないのだが...それでも気持ち悪い。
MSN Messengerを更新し、Windows Live Messengerをインストールすると、エクスプローラから見える「共有フォルダ」が作成される。これは、Windows Live Messengerでサインインしている時にしか使えない。それはいいとして、エクスプローラでファイルを操作している時に、ついついアクセスしてしまうだけで、エラーダイアログメッセージが表示される。特に、ファイルを移動するなどのためにドラッグした際、共有フォルダ上を通過するだけでダイアログボックスが表示され、作業をやり直さなくてはならなくなる。
Windows Live Messengerでプロパティの「共有フォルダの設定」の一番上のチェックボックスを外したら、この挙動はなくなったが、なぜなのかはよくわかっていない。その後、元に戻しても、エラーは出なかった。ということは、一度サインインすれば問題ないということなのか。
あるある大辞典の捏造問題が世間をにぎわしているが、今更ナニを...って感じがする。信じるほうもおかしい。で、そんなことは言うまでもないので、それよりは「報告書」について。
「間違っていると証明できないから、捏造と断定できない」とさ。そんな問題なのか?本当に間違っているかどうかは重要ではなく、ロクに確認もしないで放送したことが問題なのではないのか。それとも、放送法上の「その真実でないことが判明したとき」に当たるかどうかを釈明するための文言なのか?
いずれにせよ、視聴者にとっては、ウワサの類を真実と断定して放送することすら、問題だと思う。なのに、実験検証する番組の形態をとりながら、その検証方法が虚偽だとか、検証していない結論を主張することが問題ないとはいえないのではないのか。
ところで、報道と放送の境界はどこなんだろう...
net/wiresharkのビルドに失敗する件で、PRがcloseされてしまっている。その理由がなんとも不可解。「十分テストされているからバグなんてあるはずがない」という、PR自身の存在を否定するような理由でcloseした奴がいる。ひどい。
これで終わるのは困るので、こちらでも問題が起こっている、とコメントしておいた。
net/wiresharkのコンパイルエラーの原因となった、「.LC775というシンボルが解決できない」だが、.LC775ってなんだろうか?ちょっと確認。
自作コードをそのままコンパイルしても、この類のものは見つからない。しかし、コンパイラの最適化フラグを-O以上にすると、これが見つかる。ということは、最適化で書き換えられたコードに一時的に作成された変数や関数ということだろうか?だとすると、シンボルが解決できないような最適化を行うことは正しいことなのだろうか?
で、上の結果を元に再確認。とりあえずビルドを行い、そのログをとってみる。
その結果、/etc/make.confでのCFLAGSの指定のほかに、別のオプションが見つかった。内容からすると、以前に指定していたものらしい。ということは、既にインストール済みの何らかのportが記録しているものを使ったとみられる。libtoolは独自のものらしいので関係ないとして、ほかに関係ありそうなものに、${PREFIX}/bin/net-snmp-configがあった。net-snmpのインストール時に、ここにいろんなものが記録されるようである。これが怪しい。
で、net-snmpも強制的に再インストールして、確認してみた。その結果、net-snmpのインストール時に"-O2"ではなく"-O"の場合、wiresharkのビルドに失敗することがわかった。その後のwiresharkのビルド時に"-O"か"-O2"かは関係ないらしい。なんだかよくわからないが、明確に関連性があったのは事実である。
しかし、"-O2"でうまくいかないのではなく、"-O2"でないとうまくいかない、というのが理解できない。最近は特に指定しなければ"-O2"となるはずなので、多くのユーザには関係のない話かもしれないが、昔からのFreeBSDユーザで、古の設定を大事に守っている場合はうまく行かないことになるだろう。
なんだか知らないが、「print/pdftkのビルドが7-current上でうまく行かん。なんとかせい。」というメールが来た。何で私のところに来るんだ?確かに、現時点で最後の修正は私のPRによるものだが、それが原因だろうということなのか。
で、その原因は、なぜかpointyhatでlang/gcc41が"WITHOUT_JAVA=1"でビルドされていたためであろうと思われる。つまり、gcc41はインストールされているのに、libgcjがないので再インストールしようとしてエラーになっただけである。こんなことはよくあることだ。今のportsのシステムでは防ぎようが無い。それが嫌なら、全てのports/packagesの名前をビルドオプション付にするか、ビルドオプションごとにslave portにするか、ビルドオプションをpackage databaseに記録してそれをチェックして再インストールを促すようにするか、である。最後のが現実的だろうが、それにはportsのシステムを大きく変えないといけない。
昨日も書いたが、これ(_Windows XP および Windows Server 2003 向けJIS2004 対応 MSゴシック & MS明朝フォントパッケージ)は結構弊害が大きいことが分かってきた。
JIS2004関連の変更点だけが違うのかと思ったら、そうではない。フォントのグリフ自身が大きく変わってしまう。つまり、同じ名前でもこれは以前のMSゴシックなどとは別のフォントである。そこを十分に納得しておかないといけない。一番の大きな相違は(もしかするとそれが全てかもしれないが)、フォントのサイズが変わったことである。明らかに、同じポイント数では以前よりも大きくなっている。その結果であろうが、たとえば18ptでは、数字の上部が欠けている。
また、逆に小さいフォントでは、たとえばMS PゴシックやMS UI Gothic(この2つは同一らしい...)では、9pt以下の"2"の表示がおかしい。左下が欠けてしまい、不恰好な表示になっている。他にも、ピリオドやカンマの位置がおかしかったりし、とても使えるものではない。
おそらく液晶画面では特に顕著なのだろうが、いまやCRTで使っている人が大多数、とはとてもいえないだろうから、多くの人がこの異常に気づくだろう。
これは決してインストールしてはいけません。
IE7で、とあるサイトのファイルをダウンロードしようとしてリンクをクリックしたら、一時ディレクトリにダウンロードしてかってに関連付けされたアプリケーションで開いてしまった。それで良いのか?プラグインなどで指定していないものは決してユーザに無確認で開いてはいけないと思っていたが、そうではないらしい。恐ろしい奴だ。
FreeBSDのpackageは.tbzの拡張子を持っているが、これをダブルクリックして開こうとしたら、何も関連付けがされておらず、ひらくことができなかった。
適当なものを探してみたら、WinZipはダメだったが、LHMeltは大丈夫らしい。tar32とbz2のライブラリをインストールしておき、LHMeltの画面上にドラッグすれば、ファイルのリストを見せてくれた。
ところが、これは結構時間がかかる。あせらずに待つ辛抱が必要らしい。もちろん、ファイルを取り出すことも可能だった。
分子モデルなどで用いられるpdb(Protein Data Bank)形式のファイルでは、どうも分子座標の精度が低いのが気になる。以前から何度も書いているように、xyzファイルからCerius2で読めるファイルを作成する際、babelで変換するにも、ViewerLiteやDS Visualizerから保存しなおして変換するにも、この形式しか無理である。
本当にこの精度しかないのか、pdbファイルの仕様を確認してみたら、やはり小数点以下は3桁しか無理らしい。タンパク質ならどうでもよいような気もするが、原子の位置ならちょっとシビアな気がする。
しかしまあ、今日は遠くのホストのCerius2を使って作業をして疲れ果てた。一昨日は現地まで出向いたのだが、今日は少しだけのつもりで研究室から作業したら、なかなか思うようにはいかない。そもそも、期待した機能が全く無いのがストレスの原因かもしれない。モデルの対称性を確認し、若干の誤差は修正してくれるはずなのだが、水素原子の位置が微妙にずれていたりするときちんと対称性を判定してくれないし、かといって水素原子を消してからでは、水素を元に戻すのが事実上不可能だった。って書いても何のことやらよくわからないか。
lang/monoのビルドに失敗する。1週間前にも失敗したが、そのときには対処をすっかりと忘れていた。
原因は、PR ports/108839で書かれている通りなのだろうが、なんだか釈然としない。インストール済みのものを使っていることは、私もエラーメッセージをみて不審に思っていたが、劇的にビルド時間を短縮するなどの効果でもない限りは行うべきではないだろう。ということで、インストール済みのものを検出してしまうバグだろうと思う。
[追記]mono-1.2.2.1_2(2007.2.19 04:41:07UTC)で修正されたらしい。
ビルドできない。原因もよくわからない。ただし、amd64だけ。send-prした。PR ports/109213.
化研のスパコンラボの端末室でCerius2を使う。宇治キャンパスまで出向いて使うため、データのやり取りに困る。現地のネットワークには繋がせてもらえないため、Windows端末のUSB端子でUSBメモリを使い、そこから先はネットワーク越しにコピーするなどするしかない。そのためには、Windows端末を使える前提なのだが、なぜかログインできない。
何らかの手続きがいるのかと思って問い合わせをしてあったが、連絡をすれば端末室で説明しますとのことだった。今日はそれを使える前提で自分のパソコンを持って向かったのだが...まず、端末室の電話が使えなかった。仕方なく携帯で外線に掛けたが、電話に出た人はよくわからないと言うばかり。以前に連絡を取った人は今日は不在で、他にわかる人がつかまらないらしい。電話口からは、何とかしようという意思は伝わってこなかった。子供の留守番のような応対だったので、あほらしくなってそれ以上は何もいえなかった。
しかし、何もしないわけにもいかないので、仕方なく端末の画面を見ながら自分のパソコンにデータを入力し、計算した結果を再度端末側に入力する、という、非常におろかな行為を繰り返した。数字ばかりで、書き写し間違いが怖い。それに、時間がかかる...結局、コピーできれば10分程度で済んだはずの作業に、1時間以上を費やしてしまった。おかげで疲れ果てるし帰りのバスには乗り遅れるしで散々だった。
端末室のことは、もう誰も気にもしていないもかもしれない。維持管理がまともにされているようには見えないし、端末のディスプレイは色がずれているし、マウスの中ボタンは壊れかけているし(おかげでコピー&ペーストすら困難だった)、ストレスの溜まることばかりである。
金には不自由しないような研究室(同じ学内とは思えなかった!)が実質的に管理しているらしいので、わざわざ端末室を使うような貧乏人には興味がないのかもしれない。しかし、ユーザから金を取って提供するサービスなら、もうちょっとまともに対応するべきだろうと思う。
一昨日の件は、lang/gcc42を使うことでコンパイルできるようだ。MakefileでUSE_GCC= 3.4+を4.2+にすればよいのだが、本当にこれでいいのかわからない。
[追記]結局、gcc41でも大丈夫らしく、それを使うように修正されたが、ソースコードへのパッチが提供されてそれを使うことになったようである。
iTunes用のサーバをでっち上げるツールらしい。ちょっと遊んでみる。
適当に設定を行って起動し、同じLAN上のWindowsからiTunesを起動してみると、「共有」としてサーバが見えるようになる。それをクリックすると、確かにファイルの一覧表示が出たし、再生も出来た。mp3ファイルでの日本語のタグも大丈夫なようである(一部文字化けしたが、タグをUnicodeで保存していなかったせいらしい)。
また、ブラウザで設定したポートにアクセスし、ユーザ名adminと設定したパスワードでログインすると、設定の変更なども出来るらしい。
ただ、iTunesからのアクセス制限の方法がパスワードしかないのが気になる。アクセス元の制限やbindするインターフェイスの制限などができるようになるといいのだが、現状ではファイアウォールでコントロールするしかないようである。
2007.2.13の件は、間違い。問題はWITHOUT_JAVAではない。
http://lists.freebsd.org/pipermail/freebsd-ports/2007-February/038523.htmlで書かれているように、7-currentでは/usr/bin/objformatがなくなってしまったためである。これはFreeBSDが2.xから3.xになるときに、オブジェクトファイルの形式がaoutからELFに変わった際、どちらの形式を用いるべきであるかを判定するために導入されたらしい。よって、3.x以降はelfを返すだけだったと思うが、もしかすると昔は環境変数などでこれを制御できたかもしれない(ちょっと記憶が怪しい)。その当時は、ライブラリの名前も今のような形式ではなく、libfoo.so.X.Yという感じだった。libfoo.soへのシンボリックリンクがあったかどうかは記憶に無い。
さて、このファイルがなくなったため、このファイルでライブラリの形式やオブジェクトの形式を判断していたports類は、このファイルが無いのは2.x以前だ、という判断をしたのだろう。libfoo.so.X.Yというマイナーバージョン付のファイル名でライブラリを作成し、libfoo.soへのシンボリックリンクも作成しないらしい。たしかに、7-currentでのgcc-4.1.2_20070205.tbzを見る限り、そのようになってしまっている。6-stableでは問題ない。このせいで、ldconfigがきちんとライブラリサーチパスの設定を行えないらしく、lang/gcc41をインストールしたのにlibgcjが見つからない、という事態になるらしい。
私もこのライブラリ名は気になっていたのだが、7-currentではそのように変更されたのかと思い込んでいた。しかし、このせいで軒並みportsのビルドに失敗する、ととある方に教えてもらって、調べてみたらこんな原因だった。
とりあえず、lang/gcc42は対処済みらしいが、lang/gcc41は未対処である。おそらくはdistribution側での対応を待っているのだと思うが(メンテナが同じなので、対応できないはずは無いだろうから)、それでは困るので、send-pr(PR ports/109316).
そろそろ確定申告をしないといけない。そこで、住民税などもあわせて計算してみた。
やっぱり負担は重い。所得税は源泉徴収済額の19%ほどが返ってくるが、住民税はその5倍ほどを払わなければならない。国民年金や国保税を併せると、所得に対する負担割合は38%ほど。
特に今年は、所得税から住民税への「税源移譲」なるものの影響で、昨年度の所得に対する所得税は減らないのに、住民税だけが増えている。源泉徴収で全てが片付くサラリーマンの皆さんには関係ないのだろうが、後払いの身にはちょっと気になる(後払いだから文句は言えないのかもしれないが)。
ところで、その際、所得税と住民税の合計は変わらない、とか宣伝されているが、これは嘘である。実際には諸控除が異なる。そのうち、「人的控除」は補填されるようだが、そうではないものは異なったままで、例えば保険関係や寄付金などの差額がそのまま負担として増えてしまう。
最近は給与の形式で受け取る額の割合が増えているので随分とマシになっているが、昔のようにほとんどを雑所得が占めていれば、もっと恐ろしいことになっていたのだろうと思う。
今朝の新聞に、自転車の歩道走行についての話が載っていた。歩道を走るのが基本になるよう法改正されるらしい、というのが以前にも報道されていたが、最近は歩道通行禁止と告知された歩道が目立つ。
では、そんなときには車道を走るしかないが、京都市内でそんなことをするのは恐ろしい。路上駐車が多いほか、車道の左端を走っていても、市バスにクラクションを鳴らされることが頻繁にある。そういう時は止まって市バス様に道を譲らないといけないのだろうか。片側2車線の道路の左側車線で、市バスがクラクションを鳴らして自転車を追いかける様は、恐ろしいものがある。
ということなので、自転車は車道に出てはならない...なのでしょうか?歩道の幅いっぱいに歩く輩の後ろを、黙って待ち続ける自信はないのだけど。
大学の情報センター(*)のサービスとして用意されていたダイアルアップ接続サービスは、知らない間に廃止されていた。その事実をどうやって知ればよかったのだろう?学内限定で検索したら、2007年1月17日で廃止されました、という告知が見つかったが、情報関係のサイトからはそれにたどりつくことはできなかった。
(*)情報センターという名称は適当である。何せ、頻繁に名称が変わるので、覚える気もしない。何でこんなにコロコロと名前を変えるのだろう。また、そのせいで、そもそもどの組織を調べれば必要な情報にたどりつくのかも分からない。
先日も書いたように、宇治キャンパスの端末室でグラフィックワークステーションで作業をする際、ワークステーション(もしくはファイルサーバ)のデータを別途処理したり、加工したりしたいことがある。その際にファイルをどうやってやり取りするかであるが、本来はネットワークでやり取りするものであるが、私は宇治の所属ではないので、現地でパソコンをネットワークにつなぐことが出来ない。仕方ないので、端末室内のWindows端末との間ではネットワークを使い、そこから自分のパソコンへはUSBメモリなどを使うことにするしかないが、現在はWindows端末にログインできない。何とかしてくれ、と催促したが、返事は無い。
いつまでも待ってられないので、いくつかの代替手段を考えてみた。
携帯万能10に付属のUSBケーブルをDoCoMo SH505iに接続し、適当なダイアルアップ先にダイアルする。但し、通常は内蔵モデムを接続先にしているので、それをUSBモデムに変えることと、ダイアル情報で市外局番を付けるような設定に変えることの2点を変更した。接続先はプロバイダ(hi-ho)のダイアルアップ用番号(0570-xxxxxx)で、そのまま通常と同じように接続したら、何とか繋がるらしい。
ところで、ここからが大変だった。20KB位のファイルを4つ、ダウンロードするだけなのだが、WinSCPを使って行おうとすると、えらく時間がかかる。まず接続までに時間がかかる。認証状況などがゆっくりと変化していくのが見え、その後に接続先のファイル一覧を取得したりするため、ここまでで3分以上かかってしまう。その後、ファイルをダウンロードしたのだが、1つのファイルに2分以上かかっている。しかも、最初はまだ遅いながらも順調だったのだが、3つ目からは途中で進行状況が変化しなくなり、頻繁に「15秒間応答が無いけどアボートするか?」と聞かれてしまう。しつこく繰り返せば何とか少しずつ進むが、とても実用に耐えない。最後のファイルが作成された状態(まだ完全には転送されていない)で、無理やり中を見ると、もう最後まできちんと揃っている。しかし、その時点で強制的に接続を切ってしまったら、結局そのファイルは消えてしまった(エディタで見ていたのでコピーは残った)。何待ちだったのか、よくわからないが。なお、その時点で、ダイアルアップ接続のプロパティで確認される転送量は、ファイルサイズの合計の3倍以上はあったようだ。何なのだろう?また、このときの「転送速度」の表示は、500B/s程度だった。
これに懲りたので、アップロードの際はまずzip化し、ftpを使い(何とか匿名でアップロードできるようにした)、コマンドラインから操作した(サーバのファイル一覧を得る必要は無いため)。さすがにこれは速かった。念のためにあとでWinSCPとftpとで同じファイルをやり取りしたときの通信量を測定してみたが、前者のほうが若干多い程度で大差は無かった。
今日の結論:ケータイでのダイアルアップは悪くは無いのだが、データは圧縮しておき、無駄な情報は得ないこと。
IRIX64上で、fooというディレクトリがあるときに、mv foo fooのように、移動元と移動先を同一にすると、「foo - 不当な引数です」と表示される。引数のどこが不正なのか?
FreeBSD上で確認してみたら同じ結果だったが、原因はfooをfoo/fooと移動しようとするためらしい。移動しようとするfooがfoo/以下なので、矛盾するためだろうか?
2007.2.19で書いた件は、かなり大変な問題らしい。pointyhatのログを見てみたが、結構多くの失敗の原因がこれになっているように見える。気分転換にいくつかのパッチを書いてみたが、生憎7-currentを持っていないので、動作確認できない。
なお、個々のportsではエラーにならなくても、依存性でエラーになったり(print/pdftkが依存するlang/gcc41のケースがまさにこれ)、さらにはインストールなどでは全く問題なくても実行時にエラーになるケースなどがあるはず。実行時のエラーについては、make packages/uninstallまでを調べるpointyhatでの方法では暴露されない。実行してテストを行うのも難しいので、全てのpackagesの+CONTENTSでライブラリのファイル名をチェックし、さらにシンボリックリンクがインストールされるかもチェックする必要があるだろうが、それでも特定のオプションでのみインストールされるものなどでは見つけきれない可能性がある。
print/pdftkについては、pointyhatのログでは問題なくビルドできることを確認した(本日の昼ごろ)。
梅田でお仕事。で、阪急の終電間際になんとか終わらせて帰ることができた。全ては今年の入試で急に総問題数を増やして出題傾向を変えた某大学のせいである。
先日から、日記への突っ込みとして数個のURLを残していく輩がいる。すぐに消しているし、タグはただの平文として最初の部分だけが見えるので全く意味がないと思うが、なぜか同じ日に対して繰り返して行われた。
仕事に行く前に久々にパソコンショップに寄ってみた。自宅のパソコンのHDDを載せかえるために2.5inch 80GBのものを購入。数日前からVistaに食指が動いていたが、ハードウェアから一式揃えないと使えず、かなりの額になるので諦めた。せめてHDDだけでも交換し、連日のように見かけるディスク容量の警告をなくしたい。
その際、展示されていたWindows Vistaをいじってみる。気になっていたことを1つ確認してみた。2007.2.13で書いたフォントは、もしかするとVistaの標準状態でも同じなのだろうか?
で、結果は予想通りで、Vistaでも同じだった。普段から9ptを多用している人は、とても使いにくいことになる(慣れかもしれないが、変なものに慣らされるのはイヤだ)。
Sotec WL2120のHDDを換装した。
既に、元の20GBから40GBに交換済みだが(詳細は2005.5.28参照)、そのときには単に増加分を別のドライブとして作成しただけだったので、元のパーティションはddでコピーするだけで済んだ。今回は、空き容量に関するWinXPの警告をなくしたいので、既存のパーティションを大きくしたい。でも、再インストールはめんどくさいので避けたい。
まず、USB外付けのケースに80GBの新ドライブ(HTS541280H9AT00)をつなぐ。元のHDDの2番目のパーティションのFreeBSDで起動し、デバイス名を確認(da0)。あとは、前回と同じように、パーティション作成とddによるパーティション丸ごとのコピーを行う(まず最初のパーティションのWinXPのみ)。その後、KNOPPIX(3.6日本語版)で起動し、QTPartedを使って、パーティションサイズを増やしてみた。約12GBから30GBに増やし、実行させると、少し待てば完了。内蔵HDDを新HDDと交換して起動したところ、最初は起動時にディスクのチェックが行われたが、無事に起動した。
本当はこの前に他のパーティションについても「作成・コピー・拡大」という手順を踏むべきだったが、先に入れ替えてしまったので、以降は強引に進む。次にFreeBSDのパーティションもコピーしたいので、元のHDD(既に外付けとなっている)のFreeBSDを起動する。デバイス名が変わったため、途中でルートパーティションの場所を聞かれるので、ufs:da0s2aのように答える。他にはswapパーティションしかないのでこれで無事起動。新しいHDDにパーティション(スライス)を作成し、ddでFreeBSDのパーティション(スライス)をコピーする。このとき、da0s2aなどのパーティションを(移動先を作成後に)コピーしようとしたが、なぜかddでエラーになってうまくいかなかった。FreeBSDの領域も大きくしたいため、da0s2をad0s2へとパーティションをddでコピーした。その後、fsckでファイルシステムをチェックする。すると、エラーが大量に出たが、全てSoftUpdateがらみらしい。いわれるままに全て修正することにした。続いて、disklabelでラベルを変更して(スライスのサイズまで)容量を大きくし、growfsでパーティションサイズも大きくした。再度fsckしても問題ないらしい。
最後に、最初と同じ方法でWinXPの第2のパーティションをコピーし、容量を大きくして、終了。
なお、WinXPに関しては、別のパーティションと元のパーティションをあわせて大きな論理ディスクにしてもいいのだが、そうするとFreeBSDから扱えないだろうということで、ちょっとリスキーな方法を取った。
容量を気にしなくて良いのは、快適。それに、音も静かになった気がする。